アメリカの大型病院で凍結胚4000個毀損!!
アメリカの大型病院で凍結胚4000個毀損!!
今年の初め、アメリカのオハイオ州クリーブランドにあるUniversity hospitals(UH)のマクドナルド女性病院で冷凍保管中だった数千個の卵子と胚が溶けてしまう毀損事件がありました。この病院は、アメリカでは女性病院で評判が最上級の病院です。
病院は冷凍貯蔵庫の温度が上がりはじめる時、警報システム(アラーム)がオフになっていたと話しています。病院側はまさに病院が被害者であると7月4日すでに記者会見までしたとのニュースが伝えてきました。冷凍貯蔵庫業社は病院側に誤りがあったとして争いが起きました。
UH病院会長は、この事件の責任をとって辞任をし、すでに数件の訴訟を受けておりもう少し時間がかかる集団訴訟も大々的に進める準備している状態だということです。
一部の専門家の話によると、病院がこの事件に誤りがないと責任を回避しようとしても、管理者として胚を任せた被害者の損害を賠償しなければならないとし、胚が損なわれないように州政府の次元で冷凍庫の保管および管理のための法律をつくる必要性があるとしました。
また、サンフランシスコの不妊病院でも、400個の胚が冷凍庫で溶けてしまうという似たような事故が発生しております。
当社としても、提携先の病院に普段よりよく管理してくれて感謝しておりますと、同様の事件が発生しないように注意を要請しました。